2023年04月08日

美味しい食文化の今

渡嘉敷島は那覇の北西 約34キロの位置にある島です。

高速船で40分、都会は目の前ですが 島は田舎です。

山々の村道に、電柱はいっぱいあるけど 電灯はありません。

薬屋さんも、電気屋さんも、洋服屋さんもありません。

ない中での生活。島に住みたい人は、ない暮らしができる人。

勿論通販を通せば、何でも手に入ります。

那覇に出ると御食事処が あちこち並んでいて、全国共通で他国の食まで揃っています。

こんなに豊かな食文化の皆様が 宿の食事を美味しいと思えるのか不安になります。

島では食材の殆どを、那覇から仕入れています。

東京に行って野菜の安さが羨ましかったです。沖縄では地産収穫は春先に幾分収穫があり、一年の殆ど県外から入る物流に頼っています。

価格は倍、更に離島にくる時は仲買人や船賃が加算されてきます。

小さな離島では物価が高いのです。天候で船が停まるとハラハラ

食の豊かさを目の前にすると、とぼしい中での食事がお口に合うのか 不安になる時があります。

最近では島にも御食事処が増えて 色々な分野に分かれチョイスして頂けるようになりました。

お肉は全て那覇からの仕入れです。

船が欠航すると、島人の私共は大丈夫。

豊かな社会からいらっしゃる皆様の胃袋が時折心配になるこの頃です。






渡嘉敷島「海開き」
渡嘉敷島「海開き」(2024-04-18 13:37)

仲間の集い
仲間の集い(2024-04-17 09:44)


 
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